自営業とサラリーマンをいろんな角度から比較してみた

⒈どっちがいい?自営業とサラリーマンについて

自営業とサラリーマン、どちらの生活が豊かなのかでしょうか。
サラリーマンにとって自営業というのは、自分の好きなことを仕事にしているイメージが強く、自分の働き次第で生活が豊かになるというイメージを持っている人が多いようです。

逆に自営業の人にとっては、守られているものが多いサラリーマンの生活の方が豊かだと感じています。
今回は、双方をいろいろな角度から比較していきますので、興味のある方は是非参考にしてみてください。

【雇用形態】

まず、雇用形態で比べてみましょう。
サラリーマンとは企業に雇われている形で働いている人のことを言います。

企業の規模によって仕事内容は多岐にわたり、大手企業であれば自分の部署だけでかなりの人数が働いています。
雇用形態としては、正社員や準社員、契約社員などという形が多いようです。
安定した収入が得られるだけではなく、福利厚生も手厚いのが魅力と言えるでしょう。

では、自営業の場合はどうでしょうか。
昨今増え続ける個人事業主もこの類に入りますが、この場合は一人で業務を行っている場合も多い為、従業員はいません。

自分の能力のみで仕事をしている人も少なくありません。
イラストレーターとして活躍している人や、フリーライターとして活躍している人もここに含まれるでしょう。
雇い主という形はなく、このような人達の仕事相手はクライアント(依頼主)になります。

【就業時間】

働く時間で比較してみると分かるのですが、雇われている場合は基本的な就業時間というものが定められている為、余程の残業がない限りは決まった時間内での勤務となります。

昨今では、プレミアムフライデーなどが盛んに取り入れられるようになったこともあり、月末の金曜日は就業時間が早められ、仕事後の時間を有意義に使えるようになったという人もいるようです。
もちろん全ての人がそのような状態ではありませんが、ひと昔前に比べると残業などにも制限を設けるようになったことで働きやすくなりました。

自営業の場合、就業時間というものを設けてはいるものの、仕事が終わらなければそのまま続行というのも少なくありません。
納期などが決められている場合は、その納期に合わせて仕事をしなくてはいけませんから、朝も昼もなく働かなくてはいけないという現状があります。

ですが、その反面、自分で仕事時間を調整しやすいという点がメリットの一つと言えるでしょう。
仕事の取り方によっては繁忙期というものは存在していますが、自分の仕事量を調整することが可能な面もあり、人によっては一日短時間のみ働くというスタイルを取っている人もいるようです。

【収入面】

収入面で比較してみると分かるのですが、収入面に関してはサラリーマンの方が安定した収入を得ることができる分、年収にばらつきがありません。
個人で仕事をしている人は儲ける時は儲けるものの、仕事がない時は無収入ですから、安定した収入には結びつけることができません。

個人でも成功している人は、安定した収入を得ている人もいますが多くはないと言えるのではないでしょうか。
安定した収入か自分の頑張り次第で収入アップできるかが大きな差となりそうです。

【人間関係】

また、社会で働く際に欠かすことができない人間関係ですが、これはどちらも面倒な部分があると言われています。
企業で働いていると相性の悪い人や面倒な人に悩まされることがありますが、個人で働いている場合であってもクライアントに悩まされるなんてことも少なくありません。

人間関係はどのような働き方であっても切手は切り離せないものなのです。
どちらの働き方にもメリットとデメリットは存在しています。
今の現状を変えたいと考えている人は、自分に合った働き方を探してみてはいかがでしょうか。